今頃、書くなといわれそうですが、重要なので敢えて記載します。
先日、財務省が海外からのインターネット配信について消費税を課すべく登録制を導入するのを検討している旨、公表しました。
現状は、インターネット配信は、事業所と配信にかかるサーバーが国内にあるのか、海外にあるのかで課税・免税と区分されています。
具体的には日本のヤフーは課税で、グーグルやフェイスブックは免税ということです。
それでは、日本勢は消費税分、価格転嫁しないといけないので海外と競争できません。
そこで、財務省が登録制にして課税する方針にしたわけですね。(まぁ、税を徴収したい意図もあるのでしょうが...)
で、導入にあたっては、日本の企業側の事務負担が増えそうな予感です。
海外には日本の税務当局がなかなか手出しできない部分もあるので、日本の企業側で、海外からの配信利用料を報告する形にする予感がします。
いずれにしても、導入まで引き続き注視する必要があります。